熊本地震で医療支援を届けた「緊急災害医療支援基金」とは

熊本地震で医療支援を届けた「緊急災害医療支援基金」とは

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次の災害に、間に合う備えを。災害医療の最前線をみんなで支える。

被災地に真っ先に駆け付ける医療支援団体。その多くは、実は自分たちの資金を切り崩し、費用を立て替えながら現地へ向かっています。立て替えたその費用が、あとから助成で賄われる保証はなく、不安を抱えながら支援活動を行っているのが実情です。

そんな彼らが支援活動に専念するために必要になるのが、この緊急災害医療支援基金です。

このたびの熊本地震により被災された皆さま、そして大切なご家族・ご友人を亡くされた方々に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。突然に日常を奪われた方々が、一日も早く安心して暮らせる日々を取り戻せるよう、私たちにできることを考え続けてまいります。

そして、発災直後から被災地に入り、支援に尽力してくださったすべての方々に、深く感謝申し上げます。

なぜ発災直後に災害医療を支える基金が必要なのか

災害が起きた時、被災地でまず必要とされるものの一つが医療です。ですが、発災直後の混乱の中では、医療チームの派遣や、薬品・資機材の調達にどうしても時間と費用がかかります。行政による支援が本格的に動き出すまでには一定の時間を要し、その空白の時間にこそ、機動的に動ける民間の支えが求められます。

その際に、本基金の強みである助成までの素早さが活かされます。従来の助成では、災害が起きてから、助成先の募集や審査を経る必要がありました。しかし、本基金は、災害が発生する前に予め助成先(医療支援団体)の選定・登録を行い、発災後に迅速な支援活動に繋げることができる準備基金です。

本基金は、医療支援団体にとって、かつては先行き不透明で不安材料であった資金面の懸念を解消することができ、復興医療支援に専念できる環境を形成できます。

本基金の支援団体による支援の実例

今回の令和8年熊本地震の被災地において、事前に登録されていた支援団体が、発災後すぐに動き出しました。

本助成金は以下の5団体に送られ、総勢70名を超える医療従事者の派遣、物資の購入代金に充てられました。

【敬称略】

・特定非営利活動法人 アトピッ子地球の子ネットワーク

・特定非営利活動法人 ジャパンハート

・特定非営利活動法人 災害人道医療支援会(HuMA)

・親子支援・災害看護支援*てとめっと

・一般社団法人 Nature&Humans Japan

 

医療支援団体の皆さまへ

緊急災害医療支援基金は、第二回の助成募集は終了していますが、次の発災に備えた医療支援団体の事前登録は随時受け付けています。発災直後に、いち早く医療支援に駆け付けられる団体の方は、ぜひ一度ご相談ください。

立て替えの不安なく、到着したその日から支援に専念できる体制を一緒に整えていければと思います。

本基金に興味を持っていただいた皆さまへ

緊急災害医療支援基金は、次の発災に備え、皆さまからのご寄付を受け付けております。本基金に興味を持たれ、応援してくださる方がいらっしゃいましたら、一度お問い合わせください。

 

ここまでご一読くださり、ありがとうございました。東京コミュニティー財団では、今後もコラムでさまざまな情報を発信していきたいと考えておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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